こんな方法で親子鑑定も可能!特殊鑑定の世界
こんにちは。静岡県内のDNA鑑定会社「DNARC」です。
親子鑑定・出生前鑑定を中心に、血縁関係のDNA鑑定を皆様にご提供しております。
私たちの場合、親子鑑定は、口の中の粘膜(口腔粘膜)から遺伝子を採取することによっておこなっています。
なぜならこのやり方が最も簡単で、スムーズに行えるからです。
でも、このやり方には一つだけ注意点があります。
それは「採取者本人から直接採取する必要がある」ということ。
そのため、担当者が直接本人とお会いすることが絶対条件なのです。
だから、既に亡くなっている方との血縁関係を知りたい、というご要望の場合、このやり方では鑑定をすることはできません。
お亡くなりになっている方の口腔粘膜を採取するのはどうしても不可能ですからね。
そんなときに活躍するのが「特殊鑑定」。
口腔粘膜以外から遺伝子サンプルを採取し、親子関係を調べる鑑定方法です。
今回はこの特殊鑑定の中でも代表的なものをピックアップしてご紹介していきたいと思います。
特殊鑑定その1 「へその緒」
赤ちゃんがまだお母さんのお腹の中にいる頃、栄養補給をするためのとても大事な存在である「へその緒」。
最近はもらえない病院もあるそうですが、へその緒から親子関係を特定することが可能です。
鑑定には、へその緒全てを提供してもらう必要はなく、大きめの部位をカットして利用いたします。
大事に保管さえされていれば、基本的には何年経過していても鑑定は可能です。
特殊鑑定その2 「毛根付き髪の毛」
ドラマ内のDNA鑑定シーンでよく登場する「髪の毛」。
ただの髪の毛ではなく、「毛根付き」なのがポイントです。
実は髪の毛だけですと、遺伝子部分が少なく、充分な鑑定が行えません。
それを補完するために毛根部分は何よりも必要です。
欲を言えば、毛根付きの髪の毛を数本いただけるとスムーズな鑑定が行えます。
特殊鑑定その3 「精液」
自分の子供が本当に夫の子供なのか。
気になっているお母さまもいらっしゃることだろうと思います。
実は「精液」を使って親子関係を特定することができるのです。
方法は簡単。
コンドームに入った精液を弊社事務所にお持ちいただき、その時にお子様の遺伝子(口腔粘膜)を採取するだけです。
なお、精液は死んでしまうと鑑定精度がぐっと落ちてしまうため、出来るだけ新しいものをお持ちいただく必要があります。
加えて、コンドーム内には精子を死滅させる薬品が塗ってあることもあるため、尚更新鮮なものをお持ちください
その他にも、様々な特殊鑑定をご用意しております
特殊鑑定の代表的なものをご紹介しました。
この他にも、様々なサンプルにての鑑定が可能です。
ざっと羅列すると、
- 排泄物
- 毛幹(毛の部分)
- おむつ(紙・布)
- 骨
- 歯
- 衣服に付いた体液・血液(染み)
- チューインガム
- タバコのフィルター
- ホルマリン液に固定されパラフィンブロックに埋め込まれた組織
- 舐めた封筒 / 切手
- 物(ガラス・歯ブラシ・かみそりの刃)
- 脳脊髄(せきずい)液
- 新鮮凍結組織
- 血漿(けっしょう)
- 涙
- FTA / IsoCodeカードで付着した口腔粘膜
- FTA / IsoCodeカードの上の血斑(けっぱん)
といったところです。
親子鑑定でお悩みなら、DNARCがきっとあなたのお役に立ちます。