親子鑑定、私的と公的どちらを選ぶ?目的別に解説します
こんにちは。静岡県内のDNA鑑定会社「DNARC」です。
親子鑑定・出生前鑑定を中心に、血縁関係のDNA鑑定を皆様にご提供しております。
親子鑑定には大きく分けて「公的親子鑑定」と「私的親子鑑定」の2種類があります。
そして、DNA鑑定についてご説明する際によくお客様にご質問いただくのが、この2つの違い。
自分はどちらを選べばよいのだろうと、ご質問されるお客様が多いです。
今回は、この2つの違いと、シチュエーション別にどちらを選べばよいのかをお話しいたします。
「公的鑑定」と「私的鑑定」の大きな違い
公的鑑定と親子鑑定には最大にして明確な違いがあります。
それは「本人確認」。
公的鑑定は、採取申込者ご本人からDNAサンプルを間違いなく採取したことを弊社が保証するものです。
そのため、免許証・保険証といった身分証明書類のコピーを取ったり、写真撮影をしたり、拇印をいただいたりと本人確認作業を厳密に行っていきます。
反対に、私的鑑定は本人確認を行いません。
遺伝子は誰から採取したのか弊社としては全く関与しないのです。
なお、鑑定精度については全く変わりません。
鑑定結果が分かるまでは私的鑑定の方が若干日数が必要ですが、それでも1週間長くなるかどうかといった辺りです。
つまり、公的鑑定と私的鑑定の違いは「本人確認をするかしないか」。
これに尽きるのです。
シチュエーション別 「公的鑑定」「私的鑑定」の選び方
ではシチュエーションごとにどちらを選べばよいのか。
代表的なものを挙げていきましょう。
公的鑑定を選んだ方が良い例
公的証明として使いたい場合
裁判所、入国管理局といった公的機関や、相続人の証明として用いたい場合は、公的鑑定を選びましょう。
この場合、誰から採取した遺伝子を鑑定したのかが大事です。
ですので選択肢は公的鑑定のみです。
私的鑑定を選ぶと全く意味がありませんので注意しましょう。
将来的に裁判資料として使いたい場合
直ぐにというわけではないけれど、鑑定結果によっては裁判も考えているという場合は公的鑑定をおすすめします。
私的鑑定は、前述の通り本人確認を徹底していません。
そのため、私的鑑定として出た結果を公的鑑定に切り替えることはできないのです。
もし公的な鑑定が必要、ということであれば再度の鑑定が必要。
二度手間になりますので、今後裁判での利用を考えているのであれば、最初から公的鑑定にした方がスムーズです。
私的鑑定を選んだ方が良い例
ひとまず親子関係を知りたい場合
血縁上の親子関係が本当に存在するのか、取り急ぎ事実を知りたい場合は私的鑑定が良いでしょう。
法的な証拠にはなりませんが、鑑定書の存在は関係者にとって重たいものです。
私的の鑑定書だけで問題が収束することもあります。
思い悩むよりも行動することが大切です。
親子鑑定はDNARCへ
もし親子鑑定でご不明な点がございましたら、DNARCにご相談ください。
電話(054-631-9999)でもメールでも結構です。
あなたのお悩みに寄り添い、サポートさせていただきます。