子供のDNA鑑定はいつから可能か。年齢の疑問にお答えします
弊社に多くお問い合わせいただく質問の一つに「子供のDNA鑑定はいつから可能なのか」というものがあります。
赤ちゃんが生まれてきたのは嬉しいのだけど、この子の父親の事を考えるとやはり気になる。
少しでも早くはっきりしておきたい。
このようなご質問をよくいただきます。
今回はこの質問にお答えしていきたいと思います。
なお、この回答はあくまでも弊社の場合に限ります。
全てのDNA鑑定同業他社様が同じ回答をするとは限りません。その旨ご了承ください。
基本的には何歳でも可能。生まれていなくても可能な鑑定も
ストレートに回答を申し上げると、DNA鑑定は何歳でも可能です。
産まれたばかりの赤ちゃんだと難しそうに思われるかもしれませんが、小さいながらも、しっかりと自身独自のDNA情報を持っています。
この遺伝子をしっかりと採取することさえできれば何の問題もなく親子鑑定が行えます。
ちなみに、弊社が行ったDNA鑑定の最年少は生後1ヶ月。
1ヶ月検診が終わった翌日に採取させていただきました。
普段よりも採取に少々時間を掛け、念入りに取らせていただいた結果、無事に鑑定結果をお届けできました。
鑑定結果が判明するまでの時間も特に通常と変わりませんでした。
また現在では技術が発達し、出産前の赤ちゃんと、男性との親子鑑定も可能となっています。
簡単に検査方法を説明すると、お母さんの血液に含まれる胎児の遺伝子と、男性の遺伝子の関連性を調べるというもの。
羊水を調べるわけではないので安全性が極めて高く、また費用も低く抑えられます。
年齢によって遺伝子情報は変化するのか
DNAに含まれる遺伝子情報は年齢によって変化することはありません。
生命として母親の体内で細胞分裂を始めてから、この世に生を受け、最終的に死亡するまで、一切の遺伝子情報は変わることはないのです。
先程お話しした出生前鑑定に関連して、出生前と出生後では鑑定結果が変化するのか、時々ご質問を頂きます。
結論を申し上げると答えはノー。
遺伝子情報は一生変わりませんから、生まれる前でも生まれた後でも結果は変わりません。
また、体内の部位によって遺伝子情報が異なることもありませんので、血液を採取しようが、口内の粘膜を検査しようが、全く同様の鑑定結果になります。
親子関係で気になることがあったらまずDNA鑑定をしてみることをおすすめします。
今検査した鑑定結果は、たとえ10年経っても、20年経っても精度的には問題ありません。
間に合わなくなる前に。DNA鑑定は事前の備えに役立ちます。